今年も10月から様々なものが値上げラッシュになっていますね。。。
特に、郵便料金の値上げや、酒類などの飲料、火災保険など、普段ではあまり値上げされないものも今回は大きく値上げとなっています。
値上げと聞くとため息が出てしまいますが、毎年10月になるとなぜ一斉に様々なものが値上げされるのか疑問に思ったことはありませんか?
今回は「値上げ」についての疑問と、そんな状況でもおトクに賢く生活するためのポイント4選についてご紹介いたします。
なぜ10月に値上げが多いのか?
10月は、日本の企業にとって値上げのタイミングとして好まれる時期です。
その理由は主に以下の4つが挙げられます。
1. 新しい会計年度が始まる企業が多い
多くの企業では、10月が会計年度の始まりに設定されています。
新しい予算や計画を実行するタイミングであり、コストの増加を反映させるために値上げを行う企業が増えるのです。
特に製造業では、原材料の価格上昇や輸送コストの増加が利益に影響を与えるため、年度初めに価格を見直すことがよくあります。
このことが、食料品や日用品の値上げが多くされる大きな要因の1つです。
2. 消費税や規制の改定が行われやすい時期
10月には、消費税の改定や各種規制の見直しが行われることが多いです。
たとえば、過去には消費税率の引き上げが10月に実施されました。
こうした制度変更があると、それに合わせて企業が価格を見直す必要が生じます。
税負担の増加を企業が負うのか、消費者に転嫁するのかの選択を迫られ、多くの場合は値上げという形で消費者に影響が出ることが多いです。
最低賃金も10月に上がることが多く、賃金アップ分を物価やサービス料に転嫁していることも大きな要因です。
3. 夏のボーナス商戦が一段落した後
夏にはボーナス商戦が活発に行われますが、その商戦が終わった後に、消費者の購買力が一時的に低下します。
企業にとって、需要が落ち着くタイミングで価格を見直すことがしやすいとされ、10月に値上げを行う企業が増える背景にはこの要因もあります。
4. 季節要因と需要変動
季節の変わり目である10月は、衣替えや年末の準備など、生活が大きく変わるタイミングでもあります。
たとえば、夏物から冬物への需要のシフトに伴って、値上げがしやすい時期とされています。
また、輸送コストやエネルギー消費の増加が秋冬に向けて起こるため、それに合わせて値上げを行う企業も多いです。
固定費を抑えるために見直すべき4つのポイント
こうした値上げは生活にダイレクトに響くからこそ、普段の生活はおトクに賢く生きたいですよね。
毎月の支出の中で大きな割合を占めるのが「固定費」です。
これらの費用は、一度契約してしまうとなかなか見直す機会が少ないものの、少しの工夫で大幅に節約できる可能性があります。
ここでは、固定費を抑え、おトクに賢く生きるために効果的な4つのポイントを紹介します。
1. 携帯電話料金の見直し
スマートフォンは、現代の生活に欠かせないものとなっていますが、その料金が家計を圧迫しているケースも少なくありません。
大手キャリアのプランから格安SIMに乗り換えるだけで、毎月数千円の節約が可能です。
格安SIM会社は大手キャリアの回線を借りて運営しているため、通信品質も大手と大きな違いがないケースが多いです。
また、プランも自分の使用状況に合わせて柔軟に選ぶことができるため、不要なオプションや大容量プランを見直すことが節約につながります。
ぱんだも固定費を見直す際に一番最初に変えたのは携帯電話です。
こうした点からも、大手キャリアから変更してよかったなと思うことが多いです。
2. 電気・ガス料金の見直し
電気やガスの自由化が進んで以来、さまざまな会社が電気・ガスの販売を行うようになりました。
これにより、プランを見直すことで大幅なコストダウンが可能です。
たとえば、電気とガスをセットで契約することで割引を受けられるプランや、太陽光発電を活用したエコプランなどが用意されています。
また、スマートメーターを導入してエネルギー消費量をリアルタイムで把握できるサービスも増えており、これを活用することでエネルギーコストを最適化できます。
3. 保険料の見直し
生命保険や自動車保険などの保険料も、大きな固定費の一つです。
特に見直しが必要なのは、加入から何年も経過している場合。家族構成や収入が変わっても、当初のままの保険プランを続けている人が多いです。
たとえば、生命保険であれば、保障額が適正か、不要な特約がついていないかを確認しましょう。
自動車保険に関しても、年齢や運転歴が変わった際に保険料が見直されるケースがあるため、毎年の更新時にしっかりと確認することが大切です。
4. サブスクリプションサービスの見直し
昨今、さまざまなサブスクリプションサービスが普及しています。
動画配信サービス、音楽配信サービス、オンライン学習サービスなど、月々の支払いが自動的に行われているため、気づかないうちに大きな支出となっていることがあります。
使っていないサービスや、複数のサービスが重複している場合は、これを整理することで固定費の削減につながります。
また、プラン変更や一時停止ができるサービスも多いため、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に調整しましょう。
ぱんだも現在サブスクを4つ契約していますが、中々手を付けられていないのがこちら。
次に取り組もうと考えているのがサブスクの見直しです。
10月の値上げ対策は、固定費の見直しが効果的
値上げの時期は避けられないものですが、それに対抗するためには、まず自分の生活費を見直すことが重要です。
特に毎月の固定費は、改善できるポイントが多く、長期的に大きな節約効果をもたらします。
携帯電話料金や電気・ガス代、保険料、サブスクリプションサービスなど、日常的に支払っている費用をしっかりとチェックして、必要なものだけに支出を集中させることが大切です。
値上げ時期にこそ見直したい固定費4選
- 携帯電話料金の見直し:格安SIMへの乗り換えで大幅に節約。
- 電気・ガス料金の見直し:自由化による最適なプラン選びでコストダウン。
- 保険料の見直し:家族構成や収入に合わせた適正な保障額に変更。
- サブスクリプションサービスの見直し:不要なサービスを解約して支出を抑える。
これらを実践することで、値上げによる生活コストの増加を抑え、より快適な生活を維持することができるでしょう。
特に、固定費は一度見直すと長期的に影響を与えるため、早めに取り組むことが重要です。
値上げの時期にこそ、賢く家計を見直して、無駄のない支出を心掛けましょう。