【お得な場所に住んでる?】基準地価と不動産購入のポイント

Standard land price

不動産の購入や売却を考える際、「基準地価」という言葉を耳にしませんか?

しかし、実際にその意味や役割についてしっかりと理解できていますでしょうか。

ぱんだも最近身内関連で「基準地価」や「路線価」について触れることがあり、元々知らない情報で焦りました・・・

9月17日に2024年版の最新情報が発表されましたので、ぜひご自身の住まいの「基準地価」も試しに調べてみてはいかがでしょうか?

基準地価は土地の価格を把握する上で非常に重要な指標のため、
今回はその意味や、日本で最も高い場所、低い場所、そして住む場所を選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。

目次

基準地価とは?

基準地価とは、国土交通省が毎年9月に発表する、日本全国の土地の標準的な価格を示したものです。

これは公共的な目的で土地の価格を把握するために設定されており、特に不動産市場や土地の取引において参考となる指標です。

具体的には、国土交通省や各都道府県が指定した「基準地」において、その土地がどのくらいの価値があるのかを示しています。

土地の価格は立地条件やアクセス、周辺の商業施設などさまざまな要因で異なりますが、基準地価はそういった要素を総合的に考慮して決定されます。

日本で最も基準地価が高い場所と低い場所

次に、日本国内で最も基準地価が高い場所と低い場所を見ていきましょう。

日本で最も高い基準地価の場所

日本で最も基準地価が高いのは、東京の「銀座」地区です。

銀座は日本有数の商業地で、高級ブランドの店舗やオフィスビルが立ち並ぶエリアです。

特に銀座4丁目付近は、国内外からの観光客も多く、商業施設の需要が高いため、土地の価値も非常に高いです。

2023年の基準地価では、銀座4丁目の一部が約40,000万円/m²以上と驚異的な価格を記録しています。

日本で最も低い基準地価の場所

一方、日本で最も基準地価が低いのは、北海道の「士幌町(しほろちょう)」です。

士幌町は、農業が盛んな地方都市で、土地の需要が低いため基準地価も低く抑えられています。

2023年のデータによれば、士幌町の一部のエリアでは1m²あたり約5,000円前後の価格となっています。

住む場所を選ぶ際に知っておきたい基準地価の使い方

では、基準地価を参考にして住む場所を選ぶ際、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?

1. 価格だけでなく利便性も考慮する

基準地価が高い場所ほど、当然ながら住居の購入や賃貸のコストも上がります。

しかし、単純に価格だけを見て判断するのではなく、その地域の利便性も合わせて検討することが重要です。

例えば、都市部に近い場所であれば、通勤や通学に便利な場合が多く、周辺施設も充実しています。

一方で、郊外や地方の土地は価格が安い反面、アクセスが不便だったり、生活の利便性が低い場合もあります。

2. 地価の将来性を予測する

基準地価は毎年変動するため、土地を購入する際には将来的な価格の変動も考慮する必要があります。

特に、開発が進んでいる地域や商業施設が増えているエリアでは、将来的に基準地価が上がる可能性があります。

逆に、過疎化が進んでいる地域では、今後の基準地価が下がるリスクもあるため、慎重に検討する必要があります。

3. 税金の支払いや維持費用も考慮する

土地を所有する際には、固定資産税や都市計画税といった税金が発生します。

基準地価が高い土地ほど、これらの税金も高くなるため、長期的に見た費用の負担も考慮して選ぶ必要があります。

また、土地や建物のメンテナンス費用も、将来的なコストとして計算に入れておくことが重要です。

基準地価が影響する生活のポイント

基準地価は、土地の価格だけでなく、生活全般にも影響を与える要素です。

例えば、商業施設や公共インフラが充実しているエリアは、土地の価値が高い傾向にあります。

逆に、自然環境が豊かで静かな地域は、基準地価が低めに設定されていることが多いです。

そのため、自分のライフスタイルに合ったエリアを選ぶ際、基準地価と生活の利便性を総合的に判断することが大切です。

おすすめの居住エリア

それでは、実際にどのエリアが住む場所としておすすめなのでしょうか?
ここでは、いくつかのポイントに基づいておすすめエリアを紹介します。

1. 都心部での利便性重視の方におすすめ

もし、仕事や学校が都心部にあり、毎日の通勤や通学を短時間で済ませたい方には、東京や大阪などの大都市の中心部が最適です。

例えば、東京では「目黒区」や「港区」などが人気エリアです。

これらの地域はアクセスが良く、商業施設や教育機関も充実しているため、非常に便利な生活が送れます。

ただし、基準地価が非常に高いため、予算に余裕がある方向けです。

2. コスト重視で郊外や地方でのんびり暮らしたい方におすすめ

一方、コストを抑えつつ自然豊かな場所で静かな生活を送りたい方には、地方や郊外がおすすめです。

例えば、北海道や四国地方、九州などのエリアは基準地価が低めで、広い土地を手に入れることができます。

また、過疎化が進む地域では、自治体が移住者向けのサポートを行っている場合もあり、住宅費を大幅に抑えることができます。

エリアごとの地下調査マップは下記からチェック!↓↓↓
https://www3.nhk.or.jp/news/tokushu/20240918/landvaluemap/#4.5/35.67/138.22
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/tochi_fudousan_kensetsugyo_fr4_000001_00252.html

まとめ

  • 基準地価は、国や都道府県が定めた標準的な土地の価格で、不動産取引や土地評価に重要な指標です。
  • 日本で最も基準地価が高いのは、東京の銀座地区で、低いのは北海道の士幌町です。
  • 住む場所を選ぶ際には、基準地価だけでなく利便性や将来の価格変動も考慮することが重要です。

不動産の購入や引っ越しを検討する際、ぜひ基準地価を参考にしながら、理想的な住まいを見つけてください。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無数にあふれる情報の中から「今」必要な情報をお届け ー ぱんだ

~人材業界、人事としてキャリアを形成してきた30代ブロガー~

ミルログの運営者。
世間話・商談・面接 様々な立場や年代の人と会話してきたからこそ、
情報を持っていることの有利さを自分自身が気づいてきました。

生活の中で聞こえてくる様々なキーワードをわかりやすく解説し、
自身の言葉としてつかえるような情報として発信していきます。

自身の趣味/今取り組む新しい取り組みも含めてお届けもしていきます。

・年齢:1993年生まれ
・出身:千葉県
・趣味:ゴルフ/アウトドア

何かお問い合わせがありましたら、お問い合わせからご連絡ください。

目次