旅行や出張の際に欠かせないスーツケース。
購入する際、何を基準に選べば良いのか迷うことも多いですよね。
最近ではデザインだけでなく、機能性や耐久性、さらには持ち込み可能なサイズ規定など、チェックすべきポイントがたくさんあります。
来週のベトナム旅行に向けて準備をしている最中のパンダが、ふとスーツケース選びに時間を使っていたことを思い出して、今回情報をまとめました。
ということで、この記事では、スーツケースを選ぶ際に注意すべきポイントについて、シングルタイヤとダブルタイヤ、2輪と4輪の違い、LCC（ローコストキャリア）での持ち込み可能サイズ、そして前面にポケットが付いたタイプのメリットについて詳しく解説していきます。
スーツケース選びで留意すべきポイント
まず、スーツケースを選ぶ際に注目すべきいくつかの要素について説明します。
サイズ
スーツケースのサイズは、旅行の目的や期間に合わせて選ぶことが大切です。
基本的には、短期旅行には20～30Lの小型スーツケース、中期旅行には40～60L、大型のものは80L以上のものが適しています。
ただし、LCCの飛行機に搭乗する際には、手荷物の持ち込み可能なサイズに制限があるため、注意が必要です。
- 一般的なLCCでの機内持ち込みサイズは高さ55cm、幅40cm、奥行き25cm以内であることが多いです。
これに収まるサイズのスーツケースであれば、追加料金なしで機内に持ち込めます。
素材
スーツケースの素材には、主にハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
ハードタイプは衝撃に強く、ソフトタイプは軽量で柔軟性があるのが特徴です。
- ハードタイプ：外部からの衝撃に強く、割れ物や高価な物を運ぶ際に適しています。また、防水性にも優れているため、雨の日の移動でも安心です。
- ソフトタイプ：軽くて柔軟性があり、荷物が多い時でも多少膨らむため、収納に柔軟性があります。また、外部にポケットが付いていることが多く、細かい物の収納に便利です。
スーツケース｜シングルタイヤ vs ダブルタイヤ
スーツケースの重要な要素の一つに、タイヤの種類があります。
最近のスーツケースはシングルタイヤとダブルタイヤの2種類が一般的ですが、それぞれに特徴とメリットがあります。
シングルタイヤ
- 軽量で操作性が良い：シングルタイヤは軽量で、持ち運びが楽です。比較的スムーズに動くため、街中や空港内などのフラットな場所では扱いやすいです。
- コストが抑えられる：ダブルタイヤに比べてコストが低いため、初めてスーツケースを購入する方や、予算を抑えたい方におすすめです。
ダブルタイヤ
- 安定性が高い：ダブルタイヤはタイヤが2つずつ並んでいるため、シングルタイヤよりも安定感があるのが特徴です。特に重い荷物を入れて移動する際や、凸凹道でも転倒しにくい点がメリットです。
- 耐久性が高い：長時間の移動や過酷な環境で使う場合、ダブルタイヤの方が耐久性に優れています。
2輪 vs 4輪の違い
スーツケースのタイヤには2輪と4輪のモデルがあります。それぞれどのような違いがあるのでしょうか？
2輪タイプ
- 階段や段差に強い：2輪タイプは、階段や段差の多い道でも簡単に持ち上げることができ、車輪がしっかりと安定します。
- 直線移動に優れている：2輪タイプは前後にしか動かないため、まっすぐ進む場合に非常に操作しやすいです。しかし、方向転換が難しく、狭い場所では少し不便かもしれません。
4輪タイプ
- 自由な方向に動かせる：4輪タイプは360度回転するキャスターを備えているため、どの方向にも動かすことができ、空港や駅のような混雑した場所でもスムーズに移動できます。
- 疲れにくい：荷物を傾けずに移動できるため、腕にかかる負担が軽減され、長時間の移動でも疲れにくいという利点があります。
そしてこれは使っていく中で気づいたことですが、タイヤストッパーはあったほうが便利ということです。
数千円のオプションで付けられることが多く、電車などの移動が多い場合は、タイヤストッパーがあると手を離した状態で電車に乗ることができます。
電車の移動中に飛行機の時間や、旅行の同行者との連絡で手を放したいと思ったときに非常に便利です。
LCCで手荷物として持ち込めるサイズ
LCC（ローコストキャリア）を利用する際、スーツケースのサイズに注意が必要です。
LCCでは、機内に持ち込める手荷物のサイズや重量に厳しい制限があるため、それに合ったスーツケースを選ぶことが重要です。
- 一般的なLCCの持ち込み可能サイズ：高さ55cm、幅40cm、奥行き25cm以内のスーツケースが多くの航空会社で許可されています。
- 重量：多くのLCCでは、手荷物の重量が7kg以内という制限が設けられているため、スーツケース自体の重量もできるだけ軽いものを選ぶと良いでしょう。
持ち込みのポイント
- 軽量な素材のスーツケースを選ぶ：持ち込める荷物の重量が限られているため、スーツケース自体が軽いものを選ぶことで、荷物をより多く持ち込むことができます。
- フロントポケット付きのスーツケースが便利：機内で使うものをすぐに取り出せるよう、前面にポケットがあるスーツケースが便利です。
前に袋（ポケット）があるスーツケースのメリット
スーツケースの前面にポケットや収納スペースがあるモデルは、特に使い勝手の良さが際立っています。
このようなデザインは、機内や移動中に頻繁に物を出し入れする際に非常に便利です。
ポケットのメリット
- すぐに取り出せる便利さ：例えば、搭乗券、パスポート、スマートフォン、充電器などの頻繁に使う小物をすぐに取り出すことができ、セキュリティチェックでもスムーズに対応できます。
- 収納力の向上：メインの収納スペースとは別に、ポケット部分に荷物を入れられるため、収納力が向上します。特に急な買い物や荷物の追加があった場合に便利です。
- フロントポケット付きのおすすめモデル※広告※：ここでは、フロントポケット付きのスーツケースをいくつか紹介しています。手荷物を簡単に取り出せる便利さを体感してみてください。
まとめ
スーツケースを選ぶ際には、サイズ、素材、タイヤの種類、そしてLCCでの持ち込み可能サイズなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。
さらに、タイヤのシングル・ダブル、2輪・4輪の違い、前面にポケットがあるモデルの利便性についても理解しておくと、より自分に合ったスーツケースを選びやすくなります。
- シングルタイヤ vs ダブルタイヤ：軽量性を求めるならシングルタイヤ、安定性を求めるならダブルタイヤがおすすめ。
- 2輪 vs 4輪：直線移動が多いなら2輪、混雑した場所や方向転換が多い場合は4輪が便利。
- LCCの持ち込みサイズ：多くのLCCでは、55cm×40cm×25cm以内のスーツケースが許可されています。重量制限も考慮し、軽量なものを選ぶのがベスト。
- フロントポケットの利便性：小物をすぐに取り出せるポケット付きのスーツケースは、特に機内や移動中に便利です。
自分の旅行スタイルや利用する航空会社に合わせて、最適なスーツケースを見つけましょう！
