皆さん「技適マーク」って聞いたことありますか?
ぱんだは知らずに、これまで無線通信機能を搭載した製品を使ってきましたが、知らないと法律違反になってしまうことも。。。
今回は「技適マーク」について詳しく解説します。
知らずに使ってしまうと、思わぬ罰金やトラブルに巻き込まれる可能性も。
ぜひ最後まで読んで、正しく理解しましょう!
技適マークとは?
「技適マーク」とは、電波法で定められた技術基準に適合している無線機器であることを証明するマークのことです。
電波法は、電波の利用による生活への影響や、電波による災害といった問題を防ぐために制定された法律です。
この法律では、無線機器が他の電波に影響を与えないことや、電波障害を起こさないことなどが定められています。
技適マークが付いているということは、その製品が日本の電波法に適合しており、安心して使用できるということです。
なぜ技適マークが必要なの?
技適マークが必要な理由は、大きく分けて以下の2つがあります。
- 電波障害の防止: 技適マークのない製品を使用すると、他の無線機器との間で電波干渉が起こり、テレビやラジオの受信障害、Wi-Fiの接続不良など、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
- 違法行為の防止: 技適マークのない製品を使用することは、電波法違反となり、最悪の場合、罰則が科せられる可能性があります。
技適マークがない製品を使うとどうなるの?
技適マークがない製品を使用すると、以下のようなリスクがあります。
- 電波障害: テレビやラジオの受信障害、Wi-Fiの接続不良など、他の電波機器に影響を与える可能性があります。
- 罰則: 電波法違反となり、罰金や懲役などの罰則が科せられる可能性があります。
- 製品の保証を受けられない: メーカーの保証を受けられない場合があります。
技適マークはどこに表示されているの?
技適マークは、製品本体や説明書などに表示されています。
マークの形は、法律で定められており、一般的に「技適」という文字と、認証番号が記載されており、丸い円の中に郵便番号(〒)と稲妻のような形のデザインで表されています。
技適マークが必要な機器
以下のような無線通信機能を持つ機器には技適マークが必要です:
- スマートフォン
- タブレット
- ノートパソコン
- Wi-Fiルーター
- Bluetoothデバイス
- 無線LAN機器
- 特定小電力無線機器
技適マークの確認方法
技適マークの確認方法は、非常に簡単です。
- 製品本体を確認する: 製品本体に直接マークが貼付されているか、または刻印されている場合があります。
- 説明書を確認する: 説明書にマークが記載されている場合があります。
- メーカーのホームページを確認する: メーカーのホームページで、製品の仕様を確認することができます。
技適マークがない製品を買ってしまった場合は?
もし、技適マークがない製品を買ってしまった場合は、以下のことを行う必要があります。
- 使用をやめる: まずは、その製品の使用をやめましょう。
- 購入した店舗に返品する: 購入した店舗に返品し、返金してもらいましょう。
- 消費者センターに相談する: 消費者センターに相談し、適切な対処方法を尋ねましょう。
まとめ
技適マークは、無線機器の安全性と合法性を保証する大切なマークです。
- 技適マークがない製品を使用すると、電波障害や罰則のリスクがある
- 製品を購入する際は、必ず技適マークを確認する
- 技適マークがない製品を買ってしまった場合は、使用をやめて返品する
電波法は、私たちの生活を快適にするための法律です。
技適マークを正しく理解し、安全に無線機器を使用しましょう。
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