空気が澄んできて夜空がきれいに見える季節になってきましたね。
寒さもありついつい風をしのぐために下を見てしまいがちですが、今日から明日にかけてはぜひ夜空を見上げてみてください!
というのも、流星群の中でも人気な「ふたご座流星群」が見えるからです。
毎年12月中旬に見頃を迎えるこの流星群は、数ある流星群の中でも安定して多くの流星が出現することで知られています。
「流れ星を見たいけど、どこに行けばいいの?」「いつ見に行けば一番たくさん見られるの?」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、2024年のふたご座流星群について、観測のポイントや東京で見られるおすすめのスポットなど、詳しくご紹介します。
2024年のふたご座流星群、極大はいつ?
2024年のふたご座流星群は、12月13日(金)の夜から14日(土)の明け方にかけてが極大(流星が最も多く出現する時間帯)と予想されています。
特に、13日の夜から14日の明け方にかけてが最も多くの流星が見られると予想されています。
14日夜にも1時間に10~15個ほど見えるということなので、13日に見逃した方はぜひ14日に見てみてください!
(ちなみに15日は満月なので、月夜もお楽しみください)
なぜふたご座流星群はこんなにたくさん見えるの?
ふたご座流星群は、毎年ほぼ同じ時期に、たくさんの流星が出現することで知られています。
これは、地球がフェトンという小惑星の軌道を通過するためです。
フェトンから放出された塵が地球の大気と衝突することで、夜空を華麗に彩る流星が見られるのです。
東京でふたご座流星群を見るには?
東京のような大都市では、街灯が多く、光害の影響を受けやすいですが、それでも美しい星空を楽しむことは可能です。
ふたご座流星群を観測する際のポイントと、おすすめのスポットをご紹介します。
観測する際のポイント
- 月明かりに注意: 月が明るい夜は、月明かりの影響で暗い流星が見えにくくなります。月の出ていない時間帯や、月の光が届きにくい方向を観測するのがおすすめです。
- なるべく暗い場所へ: 街灯などの明かりが少ない場所を選びましょう。
- 防寒対策を万全に: 冬の夜空の下での観測は冷え込みますので、暖かい服装で出かけましょう。
- レジャーシートなどを持参: 長時間同じ体勢でいると疲れるので、レジャーシートなどを持ち込んで、快適な姿勢で観測できる場所を選びましょう。
東京でおすすめの観測スポット
- 都立奥多摩湖: 東京の西端に位置する奥多摩湖は、都心から比較的近く、自然豊かな場所です。周囲に高い建物もなく、夜空を見上げるのに最適な場所です。
- 高尾山: 高尾山は、都心からアクセスしやすい人気の山です。山頂からは、都心の夜景を一望できるだけでなく、天気が良ければ満天の星空も楽しめます。
- 三鷹市星と宇宙の森: 天文台やプラネタリウムがある施設で、天体観測イベントも開催されています。
- 都立多摩川緑地: 広大な緑地が広がっており、都心から比較的近い場所でありながら、自然を感じながら星空観測を楽しむことができます。
他にも以下のような場所で観測しやすいのでチェックしてみてください!
荒川河川敷・砧公園・夢の島公園
ふたご座流星群を観測する上での注意点
- 安全第一: 人通りの少ない場所での観測は、周囲の安全に十分注意しましょう。
- マナーを守って: 観測場所では、周囲への配慮を忘れずに、静かに観測しましょう。
- 防寒対策: 冬の夜空の下での観測は冷え込みますので、暖かい服装で出かけましょう。
年内に見られる他の流星群
ふたご座流星群以外にも、年内にはあと1回、流星群が観測できます。
こぐま座流星群: 12月23日頃が極大
これらの流星群も、条件が良ければ肉眼で見ることができます。
まとめ
ふたご座流星群は、一年の中でも特にロマンチックな天体ショーです。今年の冬は、ぜひ家族や友人と一緒に出かけて、美しい星空を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 観測のポイント: 月明かりに注意、暗い場所へ、防寒対策を万全に
- おすすめの観測スポット: 奥多摩湖、高尾山、三鷹市星と宇宙の森、都立多摩川緑地など
- 注意点: 安全第一、マナーを守って、防寒対策を万全に
- 年内に見られる流星群: こぐま座流星群、しし座流星群
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