「スタッドレスタイヤ」選びのポイント 2024年11月の人気ランキング

studless tires

昨日から本日にかけて雪エリアの拡大がニュースでも話題になり、本格的に冬のシーズンになってきましたね。

雪が降った後の運転に欠かせないのがスタッドレスタイヤ。

凍結した道路や積雪に対応するため、安全運転をサポートする大切なアイテムです。

木々たちも色づいてきて紅葉のシーズンになってきましたが、関東北部の峠でも雪が降るということで、週末に観光を予定していた場合は、重要な問題になりますね。

ただ、スタッドレスタイヤといっても、どのメーカーを選ぶべきか、性能や価格の違いは何かなど、迷うことも多いのではないでしょうか。

今回のブログでは、スタッドレスタイヤの選び方や昨年の売れ筋ランキング、各メーカーの特徴について詳しく解説します。

 


目次

スタッドレスタイヤとは?

スタッドレスタイヤは、雪や氷上でのグリップ力を高めるために設計された冬用タイヤで、通常のタイヤとは異なり、特殊なゴム素材とトレッドパターンを採用しており、低温下でも硬くなりにくい特徴があるタイヤです。

主な特徴

  1. ゴムの柔軟性
     低温でも硬化しにくい特殊ゴムを使用しています。
  2. トレッドパターン
     細かい溝が氷や雪をしっかり捉え、滑りにくくします。
  3. 排水性能
     溶けた雪や水を効率的に排出し、スリップを防止します。

スタッドレスタイヤのメーカー別特徴

各メーカーごとに特徴が異なり、自分の走行環境や予算に合ったタイヤを選ぶことが重要です。

ネットでよく見たり、ブランドがよく知られているメーカーを中心に特徴をご紹介いたします。

1. ブリヂストン(BRIDGESTONE)

  • 特徴: 氷上性能と静粛性に優れる。安定した品質と高い耐久性が特徴。
  • 人気モデル: ブリザックVRX3
    • 価格帯: 約10,000~25,000円/本(サイズによる)
    • 長寿命と低燃費性能も魅力。

2. ヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)

  • 特徴: 排水性能が高く、雪道でのグリップ力に優れる。
  • 人気モデル: アイスガード7
    • 価格帯: 約8,000~20,000円/本
    • 高速道路や都市部の積雪路に最適。

3. ダンロップ(DUNLOP)

  • 特徴: コスパが高く、幅広い車種に対応可能。
  • 人気モデル: WINTER MAXX 03
    • 価格帯: 約7,000~18,000円/本
    • 初心者でも扱いやすい。

4. ミシュラン(MICHELIN)

  • 特徴: 燃費性能と氷雪路での安定性に優れる。
  • 人気モデル: X-ICE SNOW
    • 価格帯: 約12,000~30,000円/本
    • 静粛性と乗り心地も抜群。

5. トーヨータイヤ(TOYO TIRES)

  • 特徴: 雪道性能とコスパのバランスが良い。
  • 人気モデル: OBSERVE GIZ2
    • 価格帯: 約6,000~15,000円/本
    • 軽自動車やコンパクトカーに最適。

2024年の11月前半の人気スタッドレスタイヤランキング

2023年に特に売れたスタッドレスタイヤをランキング形式でご紹介します。

価格帯は、4本での参考価格を記載いたしましたので、価格も含めてぜひ検討してみてください。

  1. ブリヂストン ブリザックVRX2(価格帯::約25,000円)
    • 「アクティブ発泡ゴム2」を採用し、氷路面でのブレーキ性能が向上した、乗用車用スタッドレスタイヤ。
    • 従来品と比べ、氷上ブレーキ10%短縮、摩耗ライフ22%向上、静粛性向上(騒音エネルギー31%低減)と大幅な性能向上を実現している。
    • 新たな「非対称パタン」を採用し路面とゴムの接地面積を最大化。トレッドパタンの剛性を高め「Wシェイプブロック」によりブロックの倒れこみを抑制。

  1. ブリヂストン ブリザックVRX3(価格帯:約38,000円)
    • 「フレキシブル発泡ゴム」と新トレッドパタン技術の採用で、従来品対比、氷上でのブレーキ性能が20%向上した乗用車用スタッドレスタイヤ。
    • ブロックサイズの均等化により局所的な接地圧の集中を抑制し、均一な接地ですべりを低減。従来品に比べて摩耗ライフ(指数)が17%向上。
    • ゴム部分に分子量の多いロングステイブルポリマーを配合した「フレキシブル発泡ゴム」を採用することで、経年によるグリップ性能の低下を抑制。

  1. ヨコハマ アイスガード6(価格帯:約29,000円)
    • 進化した非対称パターンとプレミアム吸水ゴムにより、氷上性能が15%向上した乗用車用スタッドレスタイヤ。
    • 基本コンセプトである「氷に効く」「永く効く」「燃費に効く」に加え、第4のベネフィットとして「ウェットに効く」を新たに追加。
    • 折りを4段に重ねて剛性を高めた「クワトロピラミッドサイプ」を採用。立体形状のサイプが支え合うことでブロック剛性を向上させ、接地性を確保する。

  1. ヨコハマ アイスガード7(価格帯:約30,000円)
    • 「氷に効く」を追求した接地面積とブロック剛性に加え、「雪に効く」を実現するエッジ量を大幅に増加させた乗用車用スタッドレスタイヤ。
    • 50%摩耗時にサイプが太くなる形状の「クワトロピラミッド グロウンサイプ」の採用により、使用後期まで氷上性能をキープする。
    • 専用パターンと「ウルトラ吸水ゴム」の相乗効果によって、従来品に比べ氷上性能が14%、雪上性能が3%向上。

  1. ミシュラン X-ICE SNOW(価格帯:約32,000円)
    • アイス性能と雪上性能を両立し、従来品に比べアイスブレーキング性能が約9%、雪上ブレーキング性能が約4%向上したスタッドレスタイヤ。
    • 「EverWinterGripコンパウンド」の採用で、微小な凹凸を生成し、エッジ効果と水膜を破って接地するアイスグリップ性能を高めている。
    • サイプの長さを従来品より28%増加することでエッジ効果を強化。「Vシェイプトレッドパターン」が効率よく雪や水を排出し、安定したグリップを発揮。

  1. トーヨー Winter TRANPATH TX(価格帯:約25,000円)
    • SUV車両特有のふらつきを抑え、アイス性能と走行安定性を両立したハイト系車両専用のスタッドレスタイヤ。
    • 「3Dダブルウェーブグリップサイプ」により、ブロック壁面の凹凸で支え合うことでサイプの倒れ込みを抑制。制動時に高いエッジ効果を生み出す。
    • 「スーパーハイターンアップ構造」を採用し、横方向のボディ剛性をアップ。ハイト系特有のふらつきの抑制に寄与して操縦安定性を高める。

  1. ダンロップ WINTER MAXX 02(価格帯:約24,000円)
    • ライフ性能を向上しつつ、氷上性能、雪上、ウェット、シャーベット、ドライなど、さまざまな路面における性能が向上した乗用車用スタッドレスタイヤ。
    • 最適なパターン形状「MAXXグリップパターン」により、従来品と比べ、氷上ブレーキ性能が12%向上している。
    • 「超密着ナノフィットゴム」に、経時変化によるタイヤの硬化を抑える高機能バイオマス材料「しなやか成分」を配合し、高い氷上性能を長期間維持する。

  1. ダンロップ WINTER MAXX 03(価格帯:約33,000円)
    • 「ナノ凹凸ゴム」を採用したスタッドレスタイヤ。従来品に比べ、新品時の氷上ブレーキ性能が22%、氷上コーナリング性能が11%向上。
    • 水と反応して溶ける性質を持つ「MAXXグリップトリガー」は、摩耗しても繰り返し凹凸構造が出現するため、溝が減っても安心して使用できる。
    • ゴムと軟化剤の2面性を持つ「液状ファルネセンゴム」により、低温下での密着とゴムの柔らかさを実現。時間がたってもしなやかさが続く。

  1. トーヨー OBSERVE GIZ2(価格帯:約22,000円)
    • アイス路面での吸水・密着・ひっかきの効果を向上させると同時に、シリカ増量により高いウェットグリップを実現した乗用車用スタッドレスタイヤ。
    • やわらかさを保つ持続性密着ゲル配合の「吸着クルミゴム」が氷上性能をキープ。従来品に比べ、アイス制動性能が8%、ウェット制動性能が18%向上。
    • 3本主溝非対称パターンや吸着3Dサイプ、3連ブロックなど、独自の設計技術によりトレッドパターン内で機能を分担させる非対称パターンを採用。


スタッドレスタイヤを選ぶときのポイント

選び方を間違えると、走行性能や安全性に影響を及ぼします。以下のポイントを押さえて選びましょう。

また、スタッドレスタイヤは型落ちの商品でも十分に機能を発揮しますので、お得に購入したい方は、
1つ前のモデルを購入することもおすすめです!

1. 使用環境を考慮

  • 雪が多い地域: 氷上性能重視のモデルを選ぶ。
  • 都市部: 排水性能や燃費性能を重視。

2. 車種に合ったサイズ

タイヤサイズが車両に適合しないと、安全性が損なわれます。購入前に確認が必須。

3. 予算とコスパ

安価なタイヤでも性能が十分な場合があります。ランキングや口コミを参考に検討。

4. 耐久性と寿命

頻繁に使用する場合、耐久性が高いモデルを選ぶのがおすすめです。


スタッドレスタイヤの正しい使い方と注意点

適切な使用とメンテナンスで、タイヤの性能を最大限に引き出せます。

1. 交換時期を守る

  • 初雪が降る前に交換することで、事故を防止。

2. 定期的な溝の確認

  • 溝が3mm以下になると性能が低下するため、早めの交換が必要。

3. 保管方法

  • 直射日光や高温多湿を避けて保管することで、ゴムの劣化を防ぎます。

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自宅で簡単にタイヤ交換ができる工具セットをチェック!
※ただし、交換は自分でできますが、タイヤの摩耗をバランスよくするために「ローテーション」をすることが重要です。
こちらは特殊な機械がないとできないため、定期的に業者にも依頼してローテーションを正しく行いましょう。


まとめ

スタッドレスタイヤは冬の安全運転に欠かせない重要なアイテムです。

メーカーやモデルごとの特徴を理解し、自分の走行環境や予算に合ったタイヤを選ぶことが大切です。

選び方のポイント

  • 使用環境や車種に適した性能を選ぶ。
  • ランキングや口コミを参考にコスパの高いタイヤを検討。
  • 定期的なメンテナンスと正しい保管で長く使う。

これからの冬シーズンに備えて、早めに最適なスタッドレスタイヤを選び、安全で快適なドライブを楽しみましょう!

 

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この記事を書いた人

無数にあふれる情報の中から「今」必要な情報をお届け ー ぱんだ

~人材業界、人事としてキャリアを形成してきた30代ブロガー~

ミルログの運営者。
世間話・商談・面接 様々な立場や年代の人と会話してきたからこそ、
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